こんにちは。かずみです。
このFX初心者勉強法シリーズでは
実際に3か月でどのように手法を作っていったかを
お話ししようと思っています。
「実際にどうやって手法を作ってきたの?」
「検証ってどうやってやるの?」
という疑問にお答えできるかなぁと思います。
今までの流れはこちら
1.理想の生活から取引時間を決める
2.目標を設定する
3.時間の癖を見つける
開始1か月後
仲間の真似をしながらも
コツコツ勝ちを積み上げてきた私。
ですがだんだんと
なんだかうまくいかないなぁと思うことがでてきたのです。
最初の気づき
それは
「ターゲットまで行くときと行かないときがある」ということです。
もう少し具体的に言いますね。
それまでずっと直近安値、直近高値までを
ターゲットにしていました。
すると気が付いたことがありました。
例えば直近高値が100.3だったとすると、
100.3で決済される→
あとから見直すと100.35まで伸びている、
というときと、
100.3まで届かず、
100.26あたりまでで反転するというパターンの2つがあることに
気が付きました。
ほんの数pipsの違い。
でもこれで
OCO注文だと決済できるかできないかの差になりました。
その違いは何だろうと思い、
同じ早朝トレーダーの仲間と意見交換をしながら見つけたのが
「NY市場のトレンドに乗るときはうまくいくのでは?」ということでした。
このNY市場のトレンドとは
単にNY市場の開始を21時、終わりを5時59分(夏時間)として
21時の始値から5時の終値を引いて、
その差がプラスなら下落トレンド、
マイナスなら上昇トレンドとしました。
(差があまりにも小さい場合はトレンドレスと判断)
例えば始値が100.3、終値が100.2なら
100.3-100.2=0.1なので下落トレンドと判断し売る、
ということです。
みんなの話を聞いていたのですが、
それって本当かな?
どれくらい通用するんだろうか?と思った私は
ここで初めて過去検証をします。
過去検証のやり方
お勧めはエクセルで管理することです。
(参考:「トレードノートは必須アイテム」
そうというのも、当初は紙ベースで記録していたのですが、
後から見直すのに大変でした。
だから現在はエクセルで管理することにしています。
過去検証をする場合、
私はたいてい仮説を立てていました。
今回の場合だと
「NY市場のトレンドに対して順張りの時は直近高値・直近安値まで
いくが、そうではないときはいかない可能性が高いのではないか」
ということなので、
必要な項目としては
日付
曜日
NY市場のトレンド
トレンドに対するターゲット
そこに行くか行かないか(〇、×)
この4つがあればひとまずOKです。
これをこつこつ書きためていきます。
仮説に対する答えを見つければいいので
ひとまず少なく初めて、
ざっと2か月データを見て
あまりにも仮説とかけ離れている場合、
ちょっと考えなおしたほうがよさそうです。
まったくの見当違いなことを
半年分データを見るのはもったいないですからね。
結果的に、この仮説は「〇」でした。
ですのでそれからは
NY市場のトレンドに対して順張りの時だけ入る、というように
ルールを変更していったのです。
そうすることで
初めて「ルール外は見送る」ということを経験することになりまして、
私のノートにはところどころ
空白ができるようになります。
ただ、そうなると
今まで毎日+20pipsくらいをこつこつ積み上げてきたのに
入れる日が減ってきたので
取得pipsが減ってきて焦りが出てきました。
今までに出てこなかった「焦り」。
この感情を抱きながら
毎日チャートを見ていました。
エントリーを増やせないなら
今度はもっと利を伸ばしたい。
そう思いながらチャートを見ていると
あることに気が付きました。