FX メンタル

【FX初心者入門編】損切を受け入れやすくする方法

更新日:

こんにちは、かずみです。

損切ってどうですか?
好きですか?
嫌いですか?

まぁ好きな人はいないですよね。

損切されたらどうですか?
悔しい
イライラする
うん、そうですよね、よくわかります。

損切についてちょっと考えてみましょう。

2016年9月5日のものを再編集しています。

その前にまだの人は
「損切・利確・建値とは」
「OCO注文・IFD注文・IFO注文とは」
もどうぞ!

Sponsored Link

損切に対する考え方

損切=負けではない

損切すると、損失が確定しますよね。

含み損を見るだけでも
悔しくなります。
でも損切は
それを確定するということです。

確定すると証拠金が減るので
損失を確定したくない!

損失を確定するということは
自分のエントリーに
「×(バツ)をつける」
気持ちになると思います。

「勝率だけにこだわる必要はない」にも書いていますが、
私も以前はプラスになった日を数えていました。
「見送りの上手なやり方・メリット」にも書いていますが、
とっても負けず嫌いなので、
損切されたらほんとにイライラしていました。

でも、最近思うのが
「損切って、そもそも負けなの?」ということです。

FXって勝負の世界なんでしょうか。

私はずっと剣道をしていますので、
勝負はたくさんしてきましたが、
トレードって勝負だと思ったら
うまくいかないと思うんですよね。

相場って大きな相手です。
対等に戦うものではないと思うんです。
いかに相場のトレンドに逆らわずに
エントリーから決済までをすることが
大事かなと思います。

相手の手の内で転がされよう!
というイメージです。

少なくとも私の資金量では
相場に影響力は全然ありません。

だからこそ、大きな波の中のあるポイントで
買うか売るかして、
決済をする。

相場をどうにかしてやろうという気持ちを捨てましょう。

(参考:「エントリー・成行注文・指値注文とは」
(参考:「トレンド・レンジ・押し目買い・戻り売り」

相場という大きな海の中で
自分が思った波にだけ乗る、
そういう考え方のほうが
楽かなって思います。

損切とは「保険」


FXにはリスクがあります。

リスクと聞くと
マイナスなイメージを持つかもしれないですが、
そうではありません。

リスクとは
「想定外のことが起こること」を指します。

つまり、思った以上に相場が
自分がエントリーした方向に動くのも
リスクということです。

ただ、プラスになるなら私たちは気にしませんよね。
(むしろラッキーだと思う)

だからマイナスのリスクを制限しよう、というわけです。

損切は私は保険だと思っています。

エントリー時に損切を入れなかったら
もし自分のエントリー方向と反対方向に
トレンドが出た場合、
その時の損失を全部許容しないといけません。

もし損切を入れない、と考えてみます。
証拠金が10万円あります。
ドル円を102円で1万通貨1枚で買いました。
10pipsで利益は1000円です。
(参考:「取引単位とpips」

ドル円が101円になってしまいました。
‐100pipsです。
さて、損失はいくらですか
1万円ですよね。

資金の10%が
たった1回の取引でなくなってしまいます。

損切をいれないというのは
どれだけ損が出ても、それを許容するってことです。

そのまえに
「私の許容幅はこれだけ」って
設定しておくほうがよくありませんか?
(もちろん相場が大きく動いたらすべることもあります)

損切でイライラしないためにできること

Processed with VSCO with t1 preset

損切は回数や確率は検証して知る

自分の手法の勝率はどれくらいかを知りましょう。

それでも損切がつづくと落ち込みますよね。
私だってそうです。
保険、とはわかっていても
やっぱりお金が減るわけですから。
しかもいつまで続くかわからない。

そう、わからないってすごく不安です。

落ち込みすぎたり
そこでストレスに負けて
いつもなら入らない相場にも無理に入って
(勝負と同じような考え方になっちゃってます)

さらに損を増やすということをやらないために、
「自分の手法の勝率」はちゃんと知っておきましょう。

あとは、
「最大どれくらい負けが続くのか」
これも知っておくことをおすすめします。

例えば勝率4割だとしても、
10回のエントリーポイントがくるうちの

6回損切4回連続利確なのか、
2回損切2回利確、3回損切、
1回利確、1回損切の1回利確なのか

そのリズムによってもストレスのかかり方が違います。

エントリーまでと、結果が出た後ベストを尽くそう

エントリーしたら結果は相場次第です。
どうすることもできません。

だからこそ
検証や分析、エントリーにベストを尽くしましょう。

根拠があるエントリーをすること。

ここで損切になったら、しかたない!と
自分が納得できるエントリーポイントまで待つこと。

そして結果が損切だったら
見直しをちゃんとして次に生かす。

これが大事だと思います。

例えば
先日天気予報で降水確率80%の日がありました。

ですが、朝はとても晴れていて
子どもたちに傘を持っていくように言ったところ
長女は持っていきましたが
次女は持っていきませんでした。

そして予報通り雨が降ってきました。

今までの私は天気予報をあまりチェックしていなかったので
慌てて学校まで傘を持って行ったと思います。

でもこの日はちゃんとチェックしてこどもたちに声をかけたので
自分のやれることはやった状態だったので、
「まぁなんとかして帰ってくるだろう」と思って待っていました。

結果、長女が「置き傘があるから」と傘を次女に貸してくれたようで
次女もぬれずに帰ってきました。

この
「何とかして帰ってくるだろう」という状態は
自分がやることはちゃんとやったからできたことだと思います。

だからエントリー前にできることはちゃんとする。
見送るなら見送る。

そうすれば損切も受け入れることが
少し楽になるかと思います。

Sponsored Link

-FX, メンタル

Copyright© 主婦トレーダーかずみのFXトレードノート , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。