こんにちは。かずみです。
この【FX初心者入門編】は
初心者だった私が
土台を作るために調べた用語や
土台を作るために学んだことを主にご紹介しています。
これだけは知っておきたい!というごく基本的なものばかりです。
少しでもお役に立てれば幸いです。
FXは少ない資金で始められる投資で
レバレッジをかけることできるということは
わかっていただけたと思います。
今回はそのレバレッジについて説明しますね。
レバレッジとは
【レバレッジ】
「てこ」のことです。
てことは大きなものを小さな力で動かすことができるもののことを言います。
FXはレバレッジをかけることで
少ない証拠金であっても、その数倍から数十倍の取引ができます。
(参考:「証拠金とは」)
例えば、証拠金が10万円の場合、
レバレッジを10倍とすると
100万円分の取引をすることができます。
簡単に10万 × 10倍 の計算です。
具体的なレートでいえば、
米ドル/円が100円のとき、1万通貨1ロットで取引する場合、
レバレッジ1倍なら必要証拠金は100万円ですが、
レバレッジを最大の25倍とすると
4万円あれば取引できることになります。
なぜレバレッジをかけられるのか
差金決済だから
なぜこのようなことが可能なのかというと、
取引で生まれた差額分だけを決済する
差金決済という方法だからです。
FXでは1ドル100円のレートで
100万円のドルを買ったしたとしても、
その時に100万円を渡すわけではありません。
買ったら売る、売ったら買う、
そしてその決済分の差を受け取るという方法だから
レバレッジをかけることができるのです。
(もちろんその差はプラスとは限りません。)
レバレッジはどれくらいかけられるのか
日本と海外、個人口座と法人口座で違う
FXの業者や証券会社は日本と海外の両方があります。
日本では2011年8月より規制がかかっており
個人の口座では最大25倍と決まっています。
法人口座は規制がなく
2~300倍のところもあります。(2016年9月)
また海外の口座では個人でも
400倍以上のレバレッジをかけることができます。
レバレッジ大きくをかけたほうが
証拠金が少なくていいので
魅力的にみえますが、
気を付けなければならないのは
レバレッジを大きくすると
損失が出たときのダメージも大きくなります。
1万通貨1ロットで取引する場合、
損切が20pipsなら2000円です。
上記の例でレバレッジ1倍の時なら
証拠金100万円から2000円マイナスなので
損失は0.2%ですが、
4万円‐2000円となると
資金の5%がなくなったことになります。
おなじ損切幅でも証拠金に対する損失の割合は全然違いますね。
しかもこの場合
最大レバレッジ25倍の必要最低証拠金を
下回るため、
1万通貨では取引できなくなってしまいます。
(参考:「取引単位とPipsとは」)
ハイレバレッジだと
予測できないような大きな動きをした相場で
逆指値が自分が設定した値で決済されなかった場合、
もっと損失が大きくなる可能もあります。
資金を守るという考え方を忘れず
(参考:「投資の第一は守ること」)
そのあたりもよく考えましょう。
そして精神的なダメージとして
懸念されるのが
「損切されることへの恐怖心」。
手法にはいろいろなやり方がありますが、
勝率が8割、9割もなくてもトータルでプラスになるという手法もあります。
(参考:勝率だけにこだわる必要はない)
この考え方で行くと、
あまり1回の損切の資金に対するダメージが大きすぎると
・損切が怖くなり
そもそもエントリーができなくなってしまう
・損切をする自分を許容できなくなる
・損を取り返そうとしエントリーを繰り返しさらに損を増やす
という可能性があります。
(参考:「損切幅の決め方」)
(参考:「損切とうまく付き合うコツ」)
ちょっと役立つ?!かずみの経験談
私は10万円で1万通貨1ロットを取引しているので
レートにもよりますが
レバレッジは10~15倍ぐらいです。
レバレッジの管理は
資金を守るために大事だと思います。
ハイレバレッジで
大きな利益を期待して取引して
大きなリスクを負うよりも
まずはちゃんと自分のルールを作り、継続していくほうが安全かなと思います。
(参考:「トレードを始める前に知ってほしいこと」)
一か八かよりも
継続できるかどうかのほうを重視しましょう。
トレードをするたびにドキドキするのは
理想的ではありませんよね。
無理なく継続できることが大事だと思います。