FX 土台作り

【FX初心者入門編】損切幅の決め方

更新日:

こんにちは。かずみです。

この【FX初心者入門編】は
初心者だった私が
土台を作るために調べた用語や
土台を作るために学んだことを主にご紹介しています。

これだけは知っておきたい!というごく基本的なものばかりです。
少しでもお役に立てれば幸いです。

先日「損切をもっと小さくしたい」
という話をトレーダー仲間からされました。

相談を受けることはあまりないので、
ちょっと喜びながら話を聞いていたのですが、
私は「今のままでいいんじゃないのかな」とお伝えしました。

その理由とは以下の2つです。


・取引通貨がボラがとても大きかったこと

・損小利大で狙えていること

 

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FXは自由だ!

私はこれさえ守っていて、
かつストレスが少なければ
どんな手法でもいいと思います。

今損切が-5pipsなのは、
ドル円で朝の比較的動かない時間帯に
エントリーするからです。
そしてそれでうまくいっているからです。

同じ時間帯にエントリーしている人を何人か知っていますが、
みんな同じ損切幅ではありません。
決済も同じところとは限りません。

月間でプラスになっている
(または大きくマイナスになっていない)
ということが
一番重要だと思います。

ちなみに、損切幅を小さくするなら
今までうまく取れていたところのうち
どれだけが損切になってしまうかということと

損切だったところの損を再計算するために
過去のチャートを振り返る必要があります。
そして月の成績がどうなのか?を見ます。

(参考:「トレード手法の土台を作るポイント」)

私はドル円の損切幅を
10pipsから5pipsに変更した経験がありますので、
そこから学んだメリットとデメリットを紹介します。

 

損切幅が小さいメリット

損利のバランスがよくなる

例えば今まで損切10pips、
利幅30pipsで狙っていたのを損切5にするとします。
すると、今までは1:3で狙っていたのが1:5になります。

勝率が少しおちても利益は残るようになると思います。
損切のダメージも小さくなります。
これはメンタル的にもうれしいです。

今となっては一番初めに作った
ユーロ円の手法の損切20pipsを
よく耐えていたなぁと思います。

当時のユーロ円のボラを考えると
大体1:2~1:3で狙っていたので、
今と比べると1回の損切はかなり大きかったと思います。
勝率がよかったからできたことですね。

 

自然とエントリーを絞ることになる

いままでは損切されていなかったチャートパターンでも
損切されることになります。
結果的に見送りが増えます。
小さい損切で入れるポイントはあまり多くはありません。

私は今まで入っていた
結構好きだったパターンが
損切10pipsなら入れるのに
小さくしたことで入れなくなりました。

それでも結果的に
そのパターンは本当に自分が入りたいのか?と
考えたときに
リスクを倍にしてまで入る必要はない、と
判断しました。

 

損切を小さくするデメリット

ポジポジしてしまう原因になる

損切が小さいと1pipsの差で切られることが多くなる時があります。

結果的には自分が待てていないことが原因の時が多いですが、
そこで意地になってしまい、
何度もエントリーを繰り返してしまう状態になってしまいます。

自分としては「チャンスだ」と思っているので、
むきになってしまうのですが、
1回の損切は小さくとも、塵も積もれば山となる。
その後のエントリーがうまくいったとしても
損を埋めることからなので、あまり利益が見込めません。

 

今まで入って取れていた時に入れなくなる

メリット2.と相反していますが、入れなくなってしまったときが、
その通貨特有の「大チャンス」だとしたら
それはデメリットといえるかなと思います。

それを逃したら、月トータルで見たときにマイナスが続くなら
そこまでして損切を小さくする必要はないと思います。

 

過去検証で決めよう!

損切幅は自分のトレードしている
通貨、時間帯、メンタルと相談をしながら決めるのが一番ですね。
損切幅が小さいからと言って、
すごいとは限らないと私は思います。

すごいのはやっぱり継続して利益を出し続けること。
つまりはプラスならなんでもよし。

ルールの見直し方法の流れも別記事でご紹介してます。(参考:「トレード手法の土台を作るポイント」
 

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